矯正歯科治療について

矯正歯科イメージ
矯正治療は、審美的な要素、外観的な要素が強調されます。
歯並びが正常でない歯は、正常な歯と比べて虫歯になりやすかったり、歯槽膿漏になりやすい傾向があります。

これを改善し、外観的に良くし、日々のお口の中の清掃がしやすい歯並びにすることが矯正治療の大きな目的です。

当院で心がけていることは、矯正治療の期間を短縮し、より早くより快適に、その治療が終わることを目指しています。そのために、色々な矯正材料(外国製品も含む)を使用し、より早く目的が達成されることを目指します。また、矯正装置をお口の中に入れている期間の短縮と快適さを満たすよう心がけています。

矯正治療に使用する、器具、材料


ブラケット

ブラケットとは、歯につける小さな板状の装置です。
セラミック製・プラスチック製・金属製等々、現在いろいろな種類のものがあります。

例えば、セラミック製のものは、色は歯の色に近く、審美的に良いです。耐久的に劣っていたり、ただ、矯正ワイヤー(細い針金のようなもの)が上手く滑らなかったりと、利点・欠点はあります。

その、滑りにくかったセラミック製のものでも、ワイヤーが通るところだけがメタルになっているメタルスロットと呼ばれるものもあります。これですと、ワイヤーのレールの上をスムーズに動きますし、周りがセラミックスですので、外観もいいわけです。

金属製のものは、現在かなり改良され、より小さくコンパクトになり、金属製の目立つという欠点を補っています。

また、金属製のブラケットにフックと呼ばれる装置を付けたりすることも容易になっています。
もう一つ、プラスチック製のものもありますが、セラミック製よりも審美的に劣り、耐久性も劣るものも多いです。

ワイヤー

ワイヤーとは、ブラケットの上を通す細い針金のようなものです。〈0.014〉や〈0.016〉インチの直径で、約0.35~0.4mmくらいの太さのものを使用しますので、初めてご覧になる方は「こんなもので動くのか?」と思われると思います。

上記はステンレスワイヤーと呼ばれるもので、今までの主流でした。
近年は、その他に新しい材料、「ニッケルチタン製の形状記憶合金」、「ナイテノルヒートアクチベイテッド」と呼ばれる新しいワイヤーも併用しています。

これらの材料を使用することにより、いろいろな症例に柔軟に対応することが出来ます。

矯正接着材料

矯正接着材料とは、ブラケットを歯につけるためのものです。

まず、歯面を清掃してブラケットを歯に付けるのですが、以前はその接着材料が弱かったり、的確に機能してくれなかったりしましたので、バンドとよばれる金属板を歯にのりまき状にして使いました。

これは、審美的にかなり悪くなります。

ただし、DBS(ダイレクトボンディンディングシステム)が用いられるようになり、その中で、ある接着材料が飛躍的に向上しました。

以前どうしてもバンドを使わざるをえなかった大臼歯と呼ばれる症例でも、当院ではDBSを使用しています。核心となるのは、セルフエッチングプライマー(SEP)、エッチングとプライマーとボンディングの作用をするものです。

それに伴う、光重合と接着剤との併用により、よりスムーズに、より短時間で歯面にブラケットを接着することが出来ます。

また、セラミックのかぶせもの、金属のかぶせものの上にブラケットをつけたい時は、以前はバンドをしてから、ブラケットをつけていたのですが、今は、全てに対応できる前処理用の接着剤が出来ましたので、SEPを塗って、ボンディング材でブラケットをつけます。

矯正治療の診断、施術

矯正治療の診断において、当院では、セファロレントゲン、口腔内模型、顔貌をとらえた写真、口腔内写真、側貌感、色々なものを、効果的に使用しています。

また、矯正治療をするにおいて、上下4箇所、第一小臼歯(八重歯の隣)を、抜歯して治療を行うこともあるのですが、当院では、極力そのやり方はとらずに、抜歯をしないで、保存して、矯正治療の目的を達成する方法を、選択しています。

技術の改良、器具、器材の発達、材料の発達、私たちの努力で、そのことが可能になってきています。

思い出しますのは、以前、「北林 谷栄」さんという有名な女優さんがいて、30~40歳代の時に、60代のような、老け役をやらなければならないことがあり、「その役作りのために、何本かの歯を抜いた」ということを聞いたことがあります。

前歯に近いところを抜歯すると、どうしても、老人様顔貌に、近付いてきてしまうからだと思われます。

その他

仙台市北部の中学校で、30年以上の期間、歯科の校医をしています。

その歯科検診の際に「歯並び」のことも診るのですが、校医を始めて10年くらい経過してから、矯正装置がお口に中に入っている生徒さんが増えてきました。

これは1つには、ご両親の「矯正」に対する理解と関心の高さを示します。

矯正治療の場合、特に「本人に治したい意志があること」「治療に対して協力的であること」が大切なことになってきます。協力的であれば、こちらからのアドバイス・指摘に対しても受け止め、「早く治したい」と思うでしょう。

それらが相まって「より早く」「より正確に」治療が進んでいきます。

よりキレイに

ブラケット、ワイヤーはさらに進化をとげています。

(1)ブラケット

従来のセラミックス製のタイプよりもサイズが小さく(現在の金属ブラケットと同じか、より小さい物)強度も増し、フックが付いているものもあります。

はずす時は従来のように完全にクラッシュして外すのではなく、再度使用できるような外し方ができます。

(2)ワイヤー

目に触れるところだけが白くコーディングされています。セラミック製のブラケットと一緒にセットすると審美効果はさらに増します。

矯正歯科の費用・料金

標準(上下フルブラケット) 850,000円~950,000円
プチ矯正 50,000円~250,000円
難症例のケース 1,700,000~2,000,000円
※上記料金は、全て税別です。


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