「リコール」

歯に詰めたり被せたりして虫歯の治療をして、それで全て終わりと考えていらっしゃる方も結構いらっしゃいます。また、虫歯の治療をして歯垢歯石を除去すれば、それでいいのかと言うとそれも違います。バイオフィルムという歯にまとわりつく歯のぬめりのようなものがあり、細菌の叢です。これはブラッシングでは容易に取れません。ポケット(歯と歯肉の溝)の歯石も、歯肉が介在しているのでブラッシングでは取れません。歯肉縁下といわれるものです。歯垢や歯石も1回除去すれば、それで良いというものではありません。バイオフィルムは介在するために色々な薬剤が歯質に浸透していくのを妨げます。これを定期的に行うことが虫歯や歯槽膿漏の予防のために必要です。その目安として、詰めるものは詰めて被せるものは被せて歯垢歯石も除去して、そして4ヶ月後くらいに封書を差し上げてご連絡をして、来院をしていただいております。それでは、この時に何をするのかという話ですが、まず詰めてあるもの被せてあるものが「キチッ」と入っているかどうかを確認し、新たな虫歯が発生していないか確認して、そして歯垢歯石を除去したりブラッシングの方法を再度新たな情報を追加して行っていきます。

光倫(こうりん)歯科医院も以前は封書ではなく、葉書で行っていました。それも定型的な内容でした。葉書ですと「スペース」的な制約もあるので、どうしてもそのようになってしまいます。ここ10年位前から全て封書に切り替えて行っています。しかも、A4版の大きさの用紙に、その人その人に応じてその内容を書き、来院の必要性、具体性を書いた内容で、その人その人に合わせて、かなり丁寧な文章になっております。このようにしてから、それを拝見されてその必要性を感じ取って理解してくださり、しかも歯科に対する関心も増えて来院される方が増えました。光倫(こうりん)歯科医院では成人の方はもちろん、お子様に対してもこの封書の「リコールのお知らせ」を送っています。もちろん、お子様に対しての内容はそれなりに変えて行っています。親しみやすくわかりやすく楽しいお知らせがお子様に行くようにしています。スタッフ一同、私も含めて、この「リコールのお知らせ」の重要性、必要性を十分、分かっていますので、それをお送りすること、そのことに「やりがい」や「生き甲斐」を感じています。