「歯を失う原因」

 

歯は、体のどの部分よりも固く、丈夫に作られています。

歯と歯周組織(歯と支えている歯肉や歯)を常に清潔に、健康に保っていれば、あんたは一生、自分の歯を使うことができます。しかし、虫歯や歯槽膿漏になれば歯を失うことになります。あなたはどちらを選びますか。

 

歯の抜ける原因は歯槽膿漏が50%、虫歯が37%、その他が13%となっています。

 

では、歯は何歳で、何本抜けるのでしょう。

厚生白書によると、20歳で0.4本、30歳で1.77本、40歳で2.66本、50歳で7.04本、60歳で15.5本、70歳で21.28本、80歳で24.4本となっています。

 

次に歯周病のある人の割合です。

これは20代で45.7%、40代で64.8%、60代で65.6%、70代で67.0%となっています。

 

それでは、虫歯と歯槽膿漏の違いとはなんでしょう。

まず、虫歯とは歯そのものの病気です。幼児期に始まり青年期になって悪化すると、侵された歯は抜かれることになります。また水が沁みたり痛んだりして、初期のうちから自覚症状があることも特徴です。侵されたところを目で見ることも出来ます。比較的治しやすいという点もあります。虫歯の進行は、虫歯になり、歯髄炎になり、歯根膜炎となります。

逆に痛みもなく進行するのが歯槽膿漏です。歯槽膿漏は歯を支えている歯肉や骨の病気です。青年期に始まり壮年期・老年期になって悪化すると、歯の土台(歯肉や骨)が駄目になるので歯は何本も固まって抜けることになります。自覚症状が無いまま、何年も何十年もかかって密かにゆっくりと進行するのが特徴です。治しにくく、気が付いた時には手遅れという場合が多くなります。歯槽膿漏は歯肉炎から歯槽膿漏へと進行します。