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6歳臼歯Ⅰ

6歳臼歯

 

6歳臼歯の本来の名称は、第一臼歯と呼ばれています。

しかし、6歳前後(5.5~6.5年)に萌出してくるのでこう呼ばれています。

6歳臼歯の萌出(歯が出てくること)から完了までは個人差があって、

まちまちですが普通は3~4ヶ月かかります。

 

永久歯(大人の歯)は、大体次のような年齢で生えてきます。

第一大臼歯(6歳臼歯)→5~6歳。

切歯→6~7歳。

犬歯→10歳。

第一小臼歯→9~11歳。

第二小臼歯→11~12歳。

第二大臼歯→12~13歳。

第三大臼歯(親不知)→20歳。

 

また、歯の咬合圧を比べてみると

6歳臼歯→30~60kg

第一小臼歯→20~40kg

犬歯→20~25kg

中切歯→10~12kg

となっています。

 

また、6歳臼歯が抜けた場合、咀嚼の能率は全体の50~60%に落ちると言われています。

6歳臼歯が虫歯になる率は、小学1年生で30%くらい。小学2年生で60%くらい。

小学3年生で80%くらい。小学4年生で88%くらい。小学5年生で90%くらい。

小学6年生で91%くらいということになります。

6歳臼歯は永久歯の歯列の基準となります。欠損した場合、咬合が狂い不正咬合となります。

6歳臼歯が「咬合のカギ」と呼ばれている訳はこのようなことからです。

また6歳臼歯の咀嚼率は子どもの時は大人の半分しかないと言われており、

16歳以後になってようやく大人並みとなります。

このように説明していくと、6歳臼歯は永久歯の中でも、

比較的早く萌出してきますので、また虫歯にもなりやすいわけです。

ですから、この歯を抜くことなく、いつまでも保存しておけるような努力をするわけです。

それこそ、小さい虫歯のうちに、それ以上進行しないように虫歯の部分を除去して、

神経を鎮静する薬を塗って、きちんと詰めるなり被せるなりして、

それ以上虫歯が進行しないように止めるわけです。

虫歯というものは「不可逆性」といって一度罹患すると何か薬を塗ったから

それ以上進行しないということはないので、とにかく虫歯の部分を除去して、

それから薬をつけ、第二象牙質の生成を促すようにすることが肝要です。

例えば、虫歯になって何もしないで放っておけば治るとか、

薬をつければ、また飲めばそれだけで治る、進行しない、というような

性質のものではありません。

それが虫歯の特殊性の1つかもしれません。

 
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